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淫徳のスゝメ
第5章 私の暗黒時代のこと
* * * * * * *
磔台を下ろされた私は、未だ顔を確認出来ない使用人に跪いていた。
ガンッッ…………
使用人のスリッパが私のうなじを押さえつけて、耳の真横で乗馬鞭が床を打つ。
「そんな感謝の仕方ではダメよ……。私はさっき、貴女がやめろと言ったことをちゃんとやめて、あんな接待までしてあげたのよ?もっとちゃんと床に額をこすりつけて、誠実にお礼申し上げなくっちゃ……」
「はい、有り難うございました……。少し触れていただいただけで、すぐに脹れてお汁を増やす、私のいやらしいクリトリスをいじめるのをやめていただけて、ヴァギナをたくさんいじっていただけて、大変気持ち良かったです……」
くちゅっ……
「あんっ」
ちゃぷっ、ちゃぷっ…………
ペン!ペン!ペン!…………
「ああああんっ」
乗馬鞭が私の割れ目をこねくり回し、臀部を叩いた。
私は床にしがみついて、使用人の機嫌を損なわないよう額を床に擦りつけたまま、臀部はいっそう高らかに突き出る。
「本当はいじって欲しかったんじゃないのぉ?姫猫。豪快な腰の揺さぶりようね、貴女みたいな淫乱女は、こういうお仕置きが趣味なのかしら」
ぺしっっ…………
「はい!好きですっ……有り難うございます!もっとっ……もっと打ってぇぇぇっっ!!……」
日本屈指の財閥家の妹が使用人に跪いて、より陰険な体罰を請っている。
この異常な状況に、私は酔いしれていた。