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《愛撫の先に…》
第6章 《ぬくもり…》
「メッセージどうりに従う」
メッセージどうりって陽子の…?

電話が終わった後も菜々美はそんな結城の言葉が、
繰り返しリピートされていた。


……
………
菜々美が決断をくだしたのは火曜日の夕方になる。

制服から私服に着替えながら小さな声で陽子に伝える。
『菜々美、日曜日の事も含まれてる?』

『だから昨日は仕事に集中出来なくて、今日はあの事で…』

『4人でランチの後ばったり結城啓輔と会った事でときめいた?
けど相沢にも困ったものね、彼がいるのに結城さんにいきなり抱きついてキスしちゃうんだから』

『………』

『菜々美が不機嫌になったのは相沢のせいよね?』

『わかってるなら言わないで』

『だからセックスレッスンを受ける気になったんだ?』

『それは決断への後押しかもしれない』

『一昨日の事?』
『…ん』

『直接伝えに行く?
スイートタイムに送ってあげるわ』

『陽子、電話で。
結城さんはたぶん仕事中だから』

『だったら絶対メールじゃなく電話で伝えるのよ』
『ん…』

その夜結城から折り返し電話がきた時に菜々美は伝える事になる。

『メッセージどうりでお願いします』

『勤務も予言もあるから決まった曜日にレッスンを開始しましょうか』

予言もある…――
また嫉妬してる!

ううんダメ…
一昨日あの合コン男と街でばったり再会しちゃって必死で逃げた時、
結城さんの顔が浮かんだ。
そして今日ランチ後に結城さんを見かけて、
抱きついてキスしてる相沢さんに苛々してた。

結城さんが好き…――
あなたに彼女がいても身を任せたいなんてあたし…

『菜々美さん?』
『お手柔らかにお願いします』

『どの程度かな?』
そう言って笑う結城の声に菜々美はブルッと震えた。

***

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尚、当スイートタイムでのお泊まりはサービスと笑顔で皆さんのご利用お待ちしております。
結城啓輔】

そんな内容が後日アップされ菜々美は陽子から知る事になる。

セックスレッスンが始まろうとしている。
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