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第8章 《レッスン―――…》

ほどなくして背中のファスナーが結城により少しずつ下ろされ、
両肩部分の生地を軽く掴まれると彼女の体から離れるかのように足元に生地が落ちていった。
下着とストッキング姿に！

『かわいい事しますね、
ワンピースと合わせたのですか？』
『違っ…』

荷造りを終え部屋着からワンピースへ着替える時、
無意識に結城がよく身につけるブルーや黒を選んでいたのかもしれないと赤くなる菜々美。

『どうしました？』
『ひゃっっ…』
菜々美が声をあげたのは結城が胸の谷間辺りに指を這わせブラの中心を掴んだからだ。

『下着姿のまま君を攻めたいけど先ほどのワイシャツシーンで気が変わりました』

ベッドに行くまでに立ったままブルーの上下を取られ菜々美は全裸にされ、
落ちつかなく両手で胸を隠し太ももをすり合わせた。
『立ったまま裸にするなんて恥ずかしい？
手を退けませんか？
君の小粒が立っていたというのに』
『小粒…』
『乳首ですよ、
後ろに下がりながら脱がされながら君は興奮し乳首を立たせましたね』
『あたしそんな事…あっ』

結城に腕を下ろされ両方の小粒に息をかけられると、キュッと先端が更に主張するかのように尖り。
『あぁ…』
『かわいいね菜々美ちゃんこんなに反応させて』
ピンッと指先で乳首を弾く結城に怖いと感じながら、結城を好きだという想いから興奮する菜々美がいて。
『んん…』
『息をかけて弾いただけなのに濡らしましたね？
ご褒美に君の好きな俺のワイシャツを着せてあげますよ』
『ワイシャツ…』

トクン‥
女なら誰でも好きな彼の衣服を着て体格の差を大きめサイズからときめきたいものなのだ。

この場合菜々美は。

結城さん服を着せるって事はあたしを抱いてくれないの？
下着を身につけないままワイシャツがパジャマ代わりのおやすみなの？
そんな事…
体が疼いちゃう…
せめて抱きしめてあなたの体に包まれたい…――！

先ほど彼が着ていたワイシャツになる。
『君は小さいね…
膝まで隠れてる――
ちょうどいい、
そのままフロントに行ってリボンを借りてきてもらえないかな？』
『このままで？』
『体が隠れてるから大丈夫なはずだ』

結城さん！