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《愛撫の先に…》
第8章 《レッスン―――…》
彼を洗い終わった菜々美はバスルームを出ようとドアに手をかけ、
脱衣室に移動し彼が脱いだワイシャツに触れる。
結城さんの香りがする…
一緒にシャワーを浴びたいなんてあたし…
無地の茶色や淡いブルー・ピンク色。
黒と白の細かなストライプもよく着てる。
そんなワイシャツに合うようにネクタイは黒が多いのよね。
『結城さん…
「嘘はつかない」
と聞いたけどこれは女の人のコーディネート?
たまらない…あたし…』
『残念ながら服を選ぶのは俺自身だけど』
菜々美は振り返り手にしていたワイシャツを落としていた。
濡れた髪までセクシーで、シャワー後の結城さんも魅力的…
ワイシャツを拾い上げ慌てて出ようと彼に背を向ける菜々美。
『ワイシャツフェチ?』
『違っ…』
結城さんが着てたから…
ワイシャツにキスしようとしていたところを見られたなんて…
あなたへの気持ちが溢れたシチュエーションを見られてあたし…
部屋に戻り立ちつくす菜々美は気持ちを落ちつけようと深呼吸、
だが向こうに見えるベッドで落ちつかなくなる。
シーツがショッキングピンクなんて甘いひとときを想像させる…
なんで?
たかだかベッドに欲情してるみたいであたしっ!
『シーツがお気に召しましたか?
強情な菜々美さん。
俺は嘘は言わないと言ったはずです』
『結城さん!
おおお、お気に召すなんてあたしそんな事…』
『君の髪が体がそのシーツに触れるんですよ』
結城さんなんだか怖い…
後ずさる菜々美にジーンズにシャツを着た素足の結城が追いつめる。
『俺の事を信じない菜々美ちゃん、
信じさせてあげましょう。服を脱ぎなさい――』
『えっ…』
『レッスンですよ』
結城は嘲笑い手をのばした。
脱衣室に移動し彼が脱いだワイシャツに触れる。
結城さんの香りがする…
一緒にシャワーを浴びたいなんてあたし…
無地の茶色や淡いブルー・ピンク色。
黒と白の細かなストライプもよく着てる。
そんなワイシャツに合うようにネクタイは黒が多いのよね。
『結城さん…
「嘘はつかない」
と聞いたけどこれは女の人のコーディネート?
たまらない…あたし…』
『残念ながら服を選ぶのは俺自身だけど』
菜々美は振り返り手にしていたワイシャツを落としていた。
濡れた髪までセクシーで、シャワー後の結城さんも魅力的…
ワイシャツを拾い上げ慌てて出ようと彼に背を向ける菜々美。
『ワイシャツフェチ?』
『違っ…』
結城さんが着てたから…
ワイシャツにキスしようとしていたところを見られたなんて…
あなたへの気持ちが溢れたシチュエーションを見られてあたし…
部屋に戻り立ちつくす菜々美は気持ちを落ちつけようと深呼吸、
だが向こうに見えるベッドで落ちつかなくなる。
シーツがショッキングピンクなんて甘いひとときを想像させる…
なんで?
たかだかベッドに欲情してるみたいであたしっ!
『シーツがお気に召しましたか?
強情な菜々美さん。
俺は嘘は言わないと言ったはずです』
『結城さん!
おおお、お気に召すなんてあたしそんな事…』
『君の髪が体がそのシーツに触れるんですよ』
結城さんなんだか怖い…
後ずさる菜々美にジーンズにシャツを着た素足の結城が追いつめる。
『俺の事を信じない菜々美ちゃん、
信じさせてあげましょう。服を脱ぎなさい――』
『えっ…』
『レッスンですよ』
結城は嘲笑い手をのばした。