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《愛撫の先に…》
第2章 《交渉成立!?…》
彼のぺニスが彼女のなかに入りまた引き抜かれ、
ぬるぬるとした蜜が流れ床に落ちていく。

『無理…』

また彼のものが入り、
上下に出し入れが始まった。
『嫌ぁぁぁ――っ!
痛―――――っ…』

『!!』
結城は耳元で叫ぶ菜々美の声にハッとし動きを止め、慎重に引き抜いた。

彼のぺニス・彼女の挿入先には血がつき、彼女の足に伝う。


『君は…君は……処女だったのか……………』

股間から身を切り裂くような痛みが少しずつひいていくが、
何らかの違和感さえあり立つ事すら怖いようで彼女は結城の体にしがみついたまま。

あたしこの人に処女をあげちゃったの?
足に伝う生ぬるいものは?あたし処女じゃなくなったの?

体の向きを変えられ丸い椅子に座らされ、
菜々美は結城のやる事をぼんやりと見ていた。

彼はお互いのものをティッシュで拭いさり、濡らしたタオルでもう一度丁寧に。
『君が処女なんて思いもしなくて…すまない…』

脱衣室・バスルームを仕切るドアが開けられシャワーがひねられた音がする。

体がふわりと浮いてハッとして彼女は周りを見渡し、彼の腕・胸板を意識する。
処女喪失とその痛みからか反論する気力さえなかった。

裸のまま抱かれシャワーの前でおろされて。
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