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《愛撫の先に…》
第8章 《レッスン―――…》
陽子から肩にかけられた結城の上着を菜々美はしっかりと握りしめる。

結城さん危ない避けて!
凄いな、
拳にあたらずに身軽に避けて交わすなんて!
あたし結城さんばかり目で追ってる…

高瀬さんやあの男達のお腹に結城さんの拳が何回も!守られてるってこういうの?

ラブボの帰りに大嫌いだと言ってごめんね!

結城さんは身を交わしながら反撃しあの時から守られていたんだね…
好き…
結城さんが好き!

あなたならバイブなんかなくたってあたし見つめるだけで濡れてるわ…

『えらく痛そうですね?
だけどレイプされた女はそれ以上だ!
わかるか?
菜々美はお前達の卑劣な行為で夢にまでもみるくらいに苦しんでいた!
好きでもない男達に裸にされ公園で晒し者にされて!
高瀬!
元彼ならかばうのが本当だろう!
最低だお前達なんか!
2度とするな!
こんなバカげた合コンは』
高瀬の襟を持ち上げていた結城は乱暴につき放し、
高瀬は床に派手にしりもちをつく。

『貴様!』
高瀬が睨む。
『通報すればお前達がやった事が露見するけど?
菜々美を晒し者にはしたくない!
殴られるだけで充分だろう!』
結城は怯まない。

『菜々美…――
元彼だけど殴りますか?』結城が振り向いた。

『はい』
上着を握りしめながら高瀬・男達に近寄っていく菜々美。

高瀬・男達の頬を彼女なりにパシンと叩く。

高瀬さんさよなら!

『菜々美、力が弱すぎですよ』
“だけどそんな弱い君がかわいいと思った”

『帰りに菜々美の服を買わなくてはね』
もういいというように結城は菜々美を抱き上げた。
『結城さんっ』
『黙って』

結城は相沢の前にくると冷たく言い放った。
『軽蔑します、最低〜な依頼人だと。
次に菜々美に手を出すと俺は今日の事まで話します。キスもない!
俺はもう菜々美だけの予言者だから』
結城は相沢の表情を見る事なくドアに向かい。

店側は壊れた物等ない事から高瀬・男達・相沢に厳しい注意を更に追加し喋り続けた。

陽子・澤井を見送った結城は車へと乗り込んだ。

『菜々美君の服を買いに行こう』
『ううん、
あたしのマンションに寄って、服ならそこで』
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