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《愛撫の先に…》
第3章 《胸の思い…》
正午の社員食堂はオーダーに並ぶ列がだんだんと長くなり始めている。
カレー・豚肉の生姜焼き・ラーメン・定食等の匂いが室内に漂う。
6人・4人・2人掛けのテーブルと椅子、入り口側の壁に沿い1人用の長いテーブルがあり80人が座る事が出来る。
10分後菜々美は1人用の端にトレーを置いた。
陽子があんな事言うから仕事に集中出来なくて課長にも怒られちゃうし…
疲れた時はオムライス!
はぁぁ…
この玉子のふわふわがたまらないの…
隣の人が席を立ち入れ替わるように、トレーを置くと同時にシトラスの香りがした。
この香りは!
まさか高瀬さん…?
口に入れたオムライスを慌てて飲み込んで隣を見上げた。
『た…高瀬さん…』
『何か?ほぼ満席で隣が空いたから』
『…はいっ』
肩までの黒髪の高瀬は美味しそうに定食の味噌汁を飲んでいた。
高瀬さんのキスはどんな感じかしら?
あたし結城さんとの夜以来こんな事妄想しちゃってる…
『僕の顔に何かついてる?』
『ななな何もっ』
彼女は慌ててオムライスを口にするが緊張からか味すら感じられなくなり。
『高瀬くーんあたし達の席がひとつ空いてるから来ない?』
頭上から女性の声がして彼は席を立っていた。
高瀬さん…
カレー・豚肉の生姜焼き・ラーメン・定食等の匂いが室内に漂う。
6人・4人・2人掛けのテーブルと椅子、入り口側の壁に沿い1人用の長いテーブルがあり80人が座る事が出来る。
10分後菜々美は1人用の端にトレーを置いた。
陽子があんな事言うから仕事に集中出来なくて課長にも怒られちゃうし…
疲れた時はオムライス!
はぁぁ…
この玉子のふわふわがたまらないの…
隣の人が席を立ち入れ替わるように、トレーを置くと同時にシトラスの香りがした。
この香りは!
まさか高瀬さん…?
口に入れたオムライスを慌てて飲み込んで隣を見上げた。
『た…高瀬さん…』
『何か?ほぼ満席で隣が空いたから』
『…はいっ』
肩までの黒髪の高瀬は美味しそうに定食の味噌汁を飲んでいた。
高瀬さんのキスはどんな感じかしら?
あたし結城さんとの夜以来こんな事妄想しちゃってる…
『僕の顔に何かついてる?』
『ななな何もっ』
彼女は慌ててオムライスを口にするが緊張からか味すら感じられなくなり。
『高瀬くーんあたし達の席がひとつ空いてるから来ない?』
頭上から女性の声がして彼は席を立っていた。
高瀬さん…