この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
《愛撫の先に…》
第4章 《波紋…》
『菜々美?』
『なななな何もないわ』
『怪し〜い、白状しなさいっ』
『言わない言わないもん』
陽子は彼女のお尻を下から丸く円をかくように撫で上げた。
『ひゃあっ…陽子ってば何を』
『あたしは親友だし心配してるわけだから知る権利があるわ』
詳細を聞いた陽子は溜め息をついた。
『結城さん良いわ〜、菜々美がうらやましい』
『なんで?澤井くんがいるじゃない』
『遥斗にはまだまだない大人の魅力よ』
大人の魅力―――。
たしかにそれに抗えない彼女がいた。
『頼りない菜々美にはピッタリだと思うわ』
『な…何を言い出すのよ』
時々結城の顔だけじゃなくキスまでもクリアに思い出される為に、
ピッタリ発言にえらく狼狽えた。
『結城さんがパウンドケーキを買ってくれたってだけでそんなに狼狽える?』
車内でのキスだけは内緒なのだから疑われても仕方がない。
『プレゼン資料作んないと』
『怪しい…』
陽子は勘が鋭いのだがあえて追及はしなかった、
惹かれるならば求めると思うからだ。
***
次の日の夕方。
約束の10分前には店内に入っていたが順番待ちの列に並ぶ。
『高瀬さんどこ?』
18時には間に合ったが高瀬らはすでに乾杯している。
昨日の電話の人?
高瀬の隣にロングヘアーの女性がいたのだ。
『高瀬さん…』
『バイキング今日からスイーツやアイスクリームコーナー充実してるって』
だからだから待たずに…
『なななな何もないわ』
『怪し〜い、白状しなさいっ』
『言わない言わないもん』
陽子は彼女のお尻を下から丸く円をかくように撫で上げた。
『ひゃあっ…陽子ってば何を』
『あたしは親友だし心配してるわけだから知る権利があるわ』
詳細を聞いた陽子は溜め息をついた。
『結城さん良いわ〜、菜々美がうらやましい』
『なんで?澤井くんがいるじゃない』
『遥斗にはまだまだない大人の魅力よ』
大人の魅力―――。
たしかにそれに抗えない彼女がいた。
『頼りない菜々美にはピッタリだと思うわ』
『な…何を言い出すのよ』
時々結城の顔だけじゃなくキスまでもクリアに思い出される為に、
ピッタリ発言にえらく狼狽えた。
『結城さんがパウンドケーキを買ってくれたってだけでそんなに狼狽える?』
車内でのキスだけは内緒なのだから疑われても仕方がない。
『プレゼン資料作んないと』
『怪しい…』
陽子は勘が鋭いのだがあえて追及はしなかった、
惹かれるならば求めると思うからだ。
***
次の日の夕方。
約束の10分前には店内に入っていたが順番待ちの列に並ぶ。
『高瀬さんどこ?』
18時には間に合ったが高瀬らはすでに乾杯している。
昨日の電話の人?
高瀬の隣にロングヘアーの女性がいたのだ。
『高瀬さん…』
『バイキング今日からスイーツやアイスクリームコーナー充実してるって』
だからだから待たずに…