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夜想曲~瑠璃色の奇跡~
第8章 思ひ出綴り・その後 其の一~御所‥~


瑠衣がそんな事を思っているなどつゆ知らず‥いや、朱雀様は密着している事によって心を見抜いているのか……


激しく腰を振り、菊門の蜜壺の抽挿を更に早く深くさせ、二人の全てが欲しいように咥え込み、快楽に身を浸し、更にもっとと言わんばかりに焔にしがみ付き、また腰を振る。


「ああぁ! もっと もっとっ!! !! あ"あ"ぁぁぁぁぁーーー!!」

見越した朱雀様の強烈な突きと、陰核に爪を立てて摘み上げられ…

とうとう心も身体も、限界とばかりの、巨大な絶頂に弾け飛んだ!!


「うっ!」

「くっっ!…あぁっ!!」

その衝撃の強烈な締まりに、朱雀様も焔も耐えきれずに、白濁を瑠衣の体内に何度も叩き付け、瑠衣の身体は余韻にブルッと震え・・・・・力を失ったように気を失った・・・・・・



「はぁ…はぁ…はぁ…」

焔は精を全て使い果たした感覚に、ゆっくりと瑠衣の蜜壺から己の肉棒を引き抜く……

その途端、蜜壺から焔が出した大量の白濁が、溢れ流れ落ちるのを見て、自分がどれだけ手加減無く、犯し捲ったか知る事に……

正気に戻れば、何て事をしてしまったのかと、如実に理解出来てしまう。


「・・・
焔よ、定めだ…
気にする事は無い、これが瑠衣の定めよ…」

「・・・・・」

朱雀様も己を引き抜き、とりあえず瑠衣を寝所に寝かせた。


「・・・
御前失礼致します・・・」

何とも複雑な顔をし、焔は簡単に服を来て、部屋から退出してしまった。


「まだ若いからのう…
分からぬか・・・
それにしても・・・」

自らの体液と白濁にまみれ、二人が付けた痕を沢山残し、瑠衣は気を失ってしまっている。

まぁ‥後で全ての後始末はするが・・・・・


「己に素直になれ…
我らは定めから抜け出せぬ、その瞳がある限り、そなたは・・・」

ただ、欲だけでこのような破壊的な行為を行った訳では無い、後々の事を考え、焔をも使い試した…
結果、予想通りではあったが……


「馴れぬと、そなたが辛い思いをするぞ……」

眠る瑠衣の髪を撫でながら、朱雀様は何時までも複雑そうに、瑠衣の顔を見続けていた・・・

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