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夜想曲~瑠璃色の奇跡~
第9章 思ひ出綴り・その後 其の二・~常その後に…~


辛い 快感 辛い 快感

感覚が不思議な程に変換されてゆく…


辛い 快感 快感 快感

気持ちいい 感じる 快感をもっと 


変換された快楽は、瑠衣に言いようのない愉悦を齎し、湧き上がる快感に腰が勝手に揺れ動く…


「早いな、この淫乱娘め…
もう馴れて蜜壺から涎垂れ捲りじゃないか、相当こっちの素質がありやがる」

そう良い、割り箸をピンッと弾いた!


「ああんっっ!! それ‥良いっ!!」

弾かれた途端に来る痛みという快感、それが稲妻のように身体中を駆け抜け、果てに登っているような疼きが蓄積される快感へと変わる…

もう‥止まらない…

もっと快感が欲しい…

あの弾け飛んだ儘下がらない、頭も身体も真っ白になる快感を……


「お楽しみ中だがな、この女、まだ気すらやってないぞ?
これは最後に俺の出番だな」

気‥即ち欲しいと身体が思っている、弾けてイってしまう事…

この始めに責めて来た男、何処から見ていたのか、自分がまだ気をやっていないのに気付いている。


「彼方此方責めているからな…
残るは口か蜜蕾か……
まぁ‥蜜蕾にするか、その前に、そろそろその竹棒が邪魔だろう、変わりに天井の鴨居にでも括り付けるか」

「ああそうだな、ただし大股開きで頼むぜ?」

「勿論、避けるくらいに開いてやるさ」

ニヤケ笑いで内股の麻縄が外され竹棒が抜かれた。

だが長時間固定されていた内股は、伸ばしこそ出来たものの既に力が入らない状態…

男はその両足首にまた麻縄を巻き、縄を上の鴨居に通した後、一気に麻縄を引っ張った!!


「ああー!」

麻縄に引かれ、足首に巻いてある部分がドンドン引き上げられ、英文字で言うVの字状に…

しかも開く限りのギリギリまで大股開きにされ、軽く尻も浮き上がったところで、やっと納得したかのように麻縄は柱に縛られ、完全にこの状態でまた固定された。

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