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夜想曲~瑠璃色の奇跡~
第9章 思ひ出綴り・その後 其の二・~常その後に…~
「ぐっっ はぁぁ! あ"ぁぁ!!」
強烈な痛みに叫ぶ以外の言葉が出ない…
乳首の痛みは尋常ではなく、血が出ないのが不思議な程‥まるで乳首が削げ落とされたような激痛が永遠と続く……
菊門拡張をしている男も、それを見て拡張する早さを上げている。
乳首に菊門‥二重の責め苦……
痛みは身体中を駆け巡りピクピクと痙攣を起こし、ビクビクと動く事により、麻縄が更にキツく肌に食い込み‥止まらない欲望の連鎖に、既に考える思考も残っていない。
「おいおい、本当に痛みだけか?
どこかに違う感覚がないか??
くくく‥もうそろそろだと思うんだかよ」
「はぁはぁはぁはぁ」
違う感覚??
それは何???
「もっと責めてやらんと分からんか」
「そのようだな」
二人の男は、その何かを知っているらしい…
一体、痛みの他に何があるというのか??
「はぁはぁ あ"っぐっっ!!」
揺さぶられ広げられ、動けない身体に、あらん限りの陵辱を行なわれ、身体は痛みに悲鳴を上げ続けても、それでもなお男達の責めは止まる事は無い。
「あ"っ んっっ はぁぁん!?」
何‥今の!?
痛みの後の痺れなのだが、その中に……
「・・・来たか……」
乳首を挟まれている割り箸を更に摘ままれ、痛みが身体中を駆け抜ける…
摘まんでいる指が離れた後、来るのは開放された痺れなのに、その中に確かに存在した快感・・・
「あ"あ"っっ! あ あんっっ…」
「身体が覚えて来たな…
痛みの中にある快楽を、女はこうでなくては面白くない」
「はぁぁん はぁ はぁ ひやっあんっっ!!」
痺れの先にある快感がドンドンと大きくなって、苦痛の声の中に快楽の甘い声が混じる。
痛いのに快感…
乳首も菊門も痛みがあるのに、苦痛よりも快感の方がせり上がって、身体が痛みを快楽と変換する感覚に戸惑いを隠せない。
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