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贖罪の檻。
第10章  玩具との戯れ
  


「そんな喘ぎ声を上げて・・・敏感すぎです。」


 チュブ レルゥ


「ん、だめぇ・・・おかしくなっ・・・」


 ビクビクと身体が小刻みに跳ねる。


「では・・・選ばせて差し上げます。」


「・・・?」


「このまま舌で果てるか他を選ぶか・・・です。」


 口を離し少女を見つめる。


「っ・・・」


 頭を上げて男を見るとお預けを何十分と食らい限界を迎えそうなほどに張り詰め反り返る牡が目に入った。


「そうなさいますか?」


「私・・・」


 あくまでも自分から挿れようと男は、しない。月良が求めるのを待っている。


「どう、なさるのです?」


 グジュ


「っあ゛、ぁあああ!!」


 指が突起を摘まんだ瞬間に呆気<アッケ>なく達してしまった。


「早くお答えにならないからですよ。」


 自分の行動ひとつひとつに敏感に反応する少女が堪らない。


 》 》


 自分を保たなくても・・・いいと、言って。


  
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