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贖罪の檻。
第15章 逃れられない快楽
「どうなんだ?」
もう先は、これ以上勃たないと言わんばかりに存在を主張していた。
「直接、触って欲しいなら・・・頷け。」
状況に怯えた瞳を向ける少女に容赦なく言い捨てる。
「(・・・認め、たくない。でもっ。)」
1度、絶頂を迎え入れてしまった身体が火照っている。熱が冷めるどころかもっと帯びていく。悔しいがそれが現実であった。
己の肉体は、男を求めている・・・。さらなる快楽を。
悔しく惨めに感じながら瞼を閉じて小さく頷いた。
「判った。」
男は、〝待ってました〟と言わんばかりに頷きを確認するとシャツを剥ぎ取った。
露わになった少女の裸体は、本当に〝男を知らない〟身体に見えた。白くきめ細かい肌が絵に描いたようだった。
「ん゛!」
露わになった膨らみを男に荒々しく揉み拉<シダ>かれ勃った先を吸われビクビクと反応を繰り返す。
部屋には、荒い少女の息と男の舌が織りなす音しかない。