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贖罪の檻。
第15章 逃れられない快楽
「イケッ!」
「っ、あぁ、ぁああア゛ッ!!」
最後の挿し込みで大きく身体をビクンと跳ねさせる。
「俺もイクッ!!」
ビュル ビュルルル
欲望に滾<タギ>った男の蜜が放たれる。
「はっ、はぁ・・・はぁ・・・・・・」
「月良、よかったぞ。お前は、魔性の女だな。」
自身をゆっくりっと引き抜いて呟いた。
「さぁ、風呂にでも入るか。」
互いに蜜だらけなので少女にそう声を掛けた。
「月良?」
少女が返事をしないので気になって顔を見た。
「月良、大丈夫か・・・
(馬鹿だな。)」
自分の言葉に嘲笑しながら虚ろな瞳を向ける少女に声を掛けた。
「もう、・・・終わり、、、ましたか?」
「っ・・・」
小さく問うてきた少女の声は、もう熱も冷めてやはり穢れを纏っていない。その綺麗としか表現できない姿に時間が止まる。
「もう、・・・・・・やめて。」