この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
贖罪の檻。
第20章  闇に抱かれて
  


 動きを封じられても心だけでも自由になりたい。だからあと1歩を踏み出してしまう。


 《 《


「んっ・・・」


「よしよし、頑張ったな。」


 牡の掃除を終えて口を噤<ツグ>んだ少女の髪を優しく撫でる。


「月良さま、よく出来ましたね。」


「もう、いい・・・でしょう。」


「はい。椥さまもお戻りのようですので終わりに致します。」


「・・・え?」


「さぁ、美咲。」


「ああ。またな、月良。」


「・・・・・・?」


 ネチっこく〝指導〟と称して責め立てて来たのが嘘のようにあっさりと男たちが引いていく。


「彼方!」


「「!!?」」


 全員が声に驚き入り口に目を向けた。そこには、部屋に居た全員の主・椥が立っていた。


「椥さま。」


「汰音は、下がりなさい。彼方は、用があるからここに居なさい。」


「はい。」


  
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ