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贖罪の檻。
第21章  衝撃の腕<カイナ>
  


 本当のことなどなにひとつ知らされない。知る権利さえ奪われて暗闇に押し込められた。
 しかし温もりを忘れることは、ない。


 《 《


「こんな食べ頃、逃したら罰が当たる。」


 少女の姿に男は、興奮した。


「えっ?あっ!!」


 言っている意味を理解出来る前にベビードールの紐を解かれる。


「これさぁ、ブラじゃなくね?」


 ベビードール越しでは、全く判らなかったがピンクのレースは、胸の周りだけを包んでいるに過ぎず美しい二つの膨らみが包み隠されていない。
 その為、膨らみも淡いピンクの粒も露わになってさらけ出されていた。


「マジで、興奮する。」


 少女の姿にすでに少年のように節操もなく牡が張り詰めて解放されるのを心待ちにしていた。


「気持ちよく、してやる。」


「っ!!?」


 男の欲望に満ちた表情に背筋に冷たいものが落ちる。


  
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