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贖罪の檻。
第21章  衝撃の腕<カイナ>
  


 少女に冷たく声を掛けて覆い被さった。


 》 》


 男などみな同じだ。
 欲望さえ満たせればそれでいいのだろう。

 肉体など何度でもくれてやる。心は、けっして渡さない。

 そう思って気を張っていなければ、奈落の底へと堕ちてしまう。

 血の絆は、どこまでも・・・。


 《 《


 少女の居ない屋敷は、なぜだかひっそりとしていて主も心なしか苛立って落ち着かないように見える。


「彼方。」


「はい、椥さま。」


「〝なにか〟言いたそうですね。」


「はい。少々・・・気に掛かることがあります。」


 主に酒を注ぎながら答える。


「話して下さい。」


「では、ひと言・・・。なぜ、月良さまを提供なさったのですか?」


「月良が私に歯向かわないように・・・躾の為に。
(帰ってきたら、もう・・・反抗する気もないでしょうね・・・。)」


  
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