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贖罪の檻。
第21章 衝撃の腕<カイナ>
それでも身体は、限界であった。
「どうする?」
「・・・もう、挿れて、、、下さ、い。」
求める自分が情けなくて涙が落ちる。
「月良、訊こえるように。」
「挿れて、下さい。イキたい、イキたいんです!!」
「ああ、判った。泣かなくたっていい。」
身体の求めと感情が噛み合っていないことは、よく判っていた。涙を優しく拭いローターを全て取ってやる。
「さぁ、挿れてやる。望み通りに。」
「んっ、ぁああ!!」
蜜壺の1番奥を一気に突いた。
「かわいそうになぁ。兄貴が嵌められなかったらこんなことされずに済んだのに。」
「え・・・?
(なにを、言っているの?)」
「俺だよ、月良。」
「え?」
「俺が・・・殺したんだ。聖子<ミナコ>を・・・」
自分の下で奮える少女に囁いた。
》 》
それを温もりとは、認めない。
それは、茨。