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贖罪の檻。
第21章  衝撃の腕<カイナ>
  


 そんな自分が跡取りになれたのは、正妻が娘しか授からなかったからだ。
 妹は、正妻に似て品位に欠けるほどのわがままばかり言うのだ。

 妹を〝可愛い〟などと思ったことはない。しかしその〝妹〟を使ってのし上がろうとする輩ばかりで頭が痛い。

 そんな時に運良く・・・言い方は、悪いが本当に〝運良く〟起きた殺人事件であった。


 《 《


「っ、あっ、ぁああ~」


「ほら、そろそろ欲しくなっただろう?」


 少女を後ろ手に拘束し自由を奪ってから二つの粒と突起にローターを貼り付け指で刺激を時折加えて幾度となく達しさせていた。
 目的は、〝蜜壺へ挿入して欲しい〟と少女自ら言わせる為だった。


「っ、もう・・・外し、、、ん゛っ!!」


 外ばかり責め立てられて何度も呆気なく果てて身体が跳ねる。そして奥が疼いているのは、言うまでもない。
 しかし認めて求めたくは、ない。


  
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