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贖罪の檻。
第31章  それは、救いの手か・・・
  


 堕ちていく。終わりがどこまでかも・・・判らない。
 しかしいつも何もかもが突然に終わって始まる。


  《 《


「それは・・・私には、どうにも出来ません。。。」


 言葉通りの意味だった。
 男たちは、意思など尊重などしてくれない。


「悪い子ですね。」


「どうして・・・・・・
(私の所為、なの?)」


 男たちが蹂躙するのを楽しげに見つめているクセにそれを〝許した〟として怒りを買うのは、解せない。


「そう、ですか・・・なら、、、」


「ん・・・」


「印を付けておきましょう。」


 服では、隠れないところに濃いキスマークを付けてやった。


 》 》


 少女を手に入れてから何度堕としただろう否、堕としたと思っていた。
 しかし少女は、なぜか堕ちてこない。だからつい不本意ながら色々なことをしてしまう。
 自分の物などなにひとつなかった。


  
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