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贖罪の檻。
第32章 兄の元へ・・・
少女を一見気遣うような言葉を掛けるが全く心などこもっていなかった。
手の平返しされた復讐に燃える男には、少女のことなど気遣う気などない。
「さて、メールも送ったしこっちはこっちで楽しむか。」
「ンン、ん゛ーっ。」
拘束されていて逃げることも拒否することも出来ない。
「さて、、、〝なにから〟始めようか。そうだ、懐かしい物もちゃんとあるぞ。」
「っ!!?」
ゴソッとどこかから取り出して来たのは、ローターだった。
「これ、お気に入りだっただろう?」
「ん゛ー
(いやっ、やぁー)」
首を振って拒否を訴える。
「さぁ、静かにしていろよ。」
ワンピースの背中のファスナーを下ろし肩紐も下ろす。
仕事の時とは、違って普通の下着が姿を現した。
「うん。
普通もいいな。まぁ、結局中身の問題だしな。」