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贖罪の檻。
第34章 再びの快楽の揺さぶり
椥のあとを追って会長に頭を下げてその場を去った。
「全く、、、頑<カタク>なな子だろうね。」
「どうされますか?」
「かまわん。彼女を総動員で探し出せ。」
カシコ
「畏まりました。」
秘書は、答えて先にその場を去った。
》 *
「椥さま、どういうことですか?月良さまが・・・」
「騒がないで下さい彼方。」
車に乗り込み焦る秘書を落ち着かせる。
「しかしっ・・・」
「騒いだところでどうにもなりませんから、静かにして下さい。」
内心自分でも驚くほどに焦っていた。少女自身が気になるのか、自分のものが奪われるのが嫌でなのかは・・・判らなかったが。
「とりあえず、家に帰りましょう。」
「はい。」
不安になりながらも車を出した。
》 》
〝気持ち〟など後付けでも構わないのかも知れない・・・。