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贖罪の檻。
第4章 もがれた果実
「初めてなのに、イケましたね・・・月良。」
出来栄えのよさに満足していた。
「っ、うぅ・・・
(・・・無理矢理、だったのに・・・・・・イッちゃった。)」
憎悪で身体が決して男を受け入れないと思っていたのにあっさりと陥落してしまった自身が情けなく悔しくて涙が止まらない。
「月良・・・よかったですよ。」
「ん・・・
(いやっ、)」
余韻に浸っている男からの優しい口付けに自分の意思など本当に考慮されないのだと思い知らされた。
「月良、たっぷり出ましたよ。」
あまりの身体の相性の良さに自分でも驚くほどに少女の身体を気に入り感想を口がベラベラ喋る。
「月良・・・?」
ハッと気が付くと少女の瞳は、虚ろで放心状態になっているように見えた。
「さぁ、手を解いてあげますね。」
手を解放すると力なくベッドにダラリと落ちる。
「すぐに気が付かせてあげますね。」
グプゥ
「っあ・・・」