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贖罪の檻。
第4章 もがれた果実
スルリと牡がすんなり蜜壺の中へ戻っていく。反応しようがしまいがお構いなしに初めてを散らしたばかりの秘部を押し開き蹂躙を繰り返した。
》 *
「っ!?」
寝返りを打とうとした身体に信じられないほどの激痛が走る。
「・・・・・・痛、い。」
呟いてから気が付くと重く閉じた瞼に淡い灯りが当たっている。
「ん・・・
(・・・・・・お兄、ちゃん。)」
もう1度寝返りを試みようとシーツに手を付いた。
「・・・?」
シーツの感触が自分の物でないないと気が付いて目が覚めた。
「・・・ここ、は。」
しばらく頭がハッキリするまでに時間を要した。
「っ!!」
思い出した瞬間に身体が反射的に飛び起きた。
「っ、痛・・・・・・」
飛び起きたと同時に激痛が身体に走ってベッドに倒れてしまう。
「・・・・・・逃げ、なきゃ。」
されたことがフラッシュバックし身体が震えるが頭は、冷めていた。