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贖罪の檻。
第37章 狂宴のかなた
少女が大きな反応を示さなくても表情がしっかり見える体位なので別段構わなかった。
「(耐えなきゃ・・・お兄ちゃんに、逢わなきゃ・・・)」
頭の中には、変わらないブレない決まりがある。
男が望む言葉を口になどしない。
「早、く・・・っ抜いて、、、下さい。。。」
「ほぉ~、そうきたか。」
身体の快楽に押されると思いきや踏み留まる。その姿に改めて興味が湧いた。
「判った。
判ったから、締め付けるな。」
少女が“自分の牡を放さないのだ”とあからさまに言ってやる。
「おっ、また締まったな。
俺は、抜いてやりたいんだがなぁ~」
「・・・早く、抜いて。
抜けますよね?」
「(コイツ・・・)」
少女の瞳に強さが凛として宿る。その態度に“嗜虐心”が沸き立つ。
「態度悪いぞ。
主に対して態度がなってない・・・なっ!!」