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贖罪の檻。
第6章 始まる調教行為
〝守って〟くれる人が居ない世界は、こんなにも哀しくて苦しくて・・・
強いモノに踏み付けられても文句さえ言えない。
そしてその世界に〝助け〟もない。
そんな世界で快楽に揺られて・・・・・・
《 《
身体は、男の開いた脚の間にあり逃げ場などない。男は、自らズボンのファスナーを下ろし牡を取り出した。
「あのっ・・・」
「さぁ、〝仕事〟ですよ。」
「〝仕事〟・・・って?」
言っていることが判らない。
「早く男を喜ばせる方法を覚えなければお兄さんを助けられませんよ。」
「おにいちゃんを、〝助ける〟・・・?」
「ええ、そうですよ。 アッセン
奉仕を覚えたら私が〝仕事〟を斡旋してあげますよ。そこで稼げたらお兄さんが事件で発生させた慰謝料の支払いのお手伝いが出来ますから、判りましたね。」
「っっ・・・」
自分に冷たく残酷な悪魔が天使の笑顔を向けていた。
「判りましたか?」