この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
危険な香りに誘われて
第7章 女の嘘
「前から可愛いなって、思ってたんだよ。今夜、バッタリ会って、これは、絶対チャンスだと思って告白してるんだけど」

「あの、私、彼氏がいるので、ごめんなさい」

真紀は、ペコリと頭を下げた。

「そいつと結婚の約束でもしてるの?」

子供が出来ても困らないとは言われたが、結婚しようとは言われていない。真紀は、目を泳がせた。

「それは・・・してないけど」

原田は、白い歯を見せて笑った。

「じゃあ、俺にもまだ望みありそうだね。彼氏がいるからダメってことは、彼氏と別れたらOKってことだろ?」

「そんなこと言われても困ります」

本当に、困る。真紀は、首を振った。

「絶対、無理ですから。私、帰ります」

「真紀ちゃんて、呼んでいい?」

「ダメに決まってます」

「勝手に呼ぶから」

「だから、なんで、そんなに強引なんですか?」

財布を取り出して席を立ち上がると原田も席を立った。

「駅まで送るよ」

「結構です」

「こんな時間に女の子1人危ないよ」

「まだ、危ない時間じゃないです」


/505ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ