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危険な香りに誘われて
第10章 やっぱり虎
美味しそうな果実の香りがする。賢也は、舌なめずりをして見せた。
息を殺して、賢也の様子を伺う真紀の目は、そのあとの行為を待ち望んでいるように見える。
「どうして欲しい」
意地悪っぽく聞くと、真紀は、躊躇いがちに口を開いた。
「・・・・して」
小さな声で懇願する。賢也は、聞こえないふりをした。
「なぁ、言えよ。どうして欲しい」
「やだ、賢也。意地悪しないで」
泣きそうな声。賢也は、口角を上げた。目が笑っている。
「な・・・・舐めて」
消え入りそうなお願い。賢也は、顔を秘部へ近づけた。押し広げて露わになったクリトリスは、まだ小さい。そこは、かすめるだけ。唇が、触れたのは、足の付け根。吸い付き、所有の証をつけた。
そのまま付け根に舌を這わせ、肝心の濡れた花弁には、触れもしない。
「んんん。賢也っ。違うっ」
舐めて欲しいのは、そこじゃない。真紀は、切なさのあまり尻を揺すった。
息を殺して、賢也の様子を伺う真紀の目は、そのあとの行為を待ち望んでいるように見える。
「どうして欲しい」
意地悪っぽく聞くと、真紀は、躊躇いがちに口を開いた。
「・・・・して」
小さな声で懇願する。賢也は、聞こえないふりをした。
「なぁ、言えよ。どうして欲しい」
「やだ、賢也。意地悪しないで」
泣きそうな声。賢也は、口角を上げた。目が笑っている。
「な・・・・舐めて」
消え入りそうなお願い。賢也は、顔を秘部へ近づけた。押し広げて露わになったクリトリスは、まだ小さい。そこは、かすめるだけ。唇が、触れたのは、足の付け根。吸い付き、所有の証をつけた。
そのまま付け根に舌を這わせ、肝心の濡れた花弁には、触れもしない。
「んんん。賢也っ。違うっ」
舐めて欲しいのは、そこじゃない。真紀は、切なさのあまり尻を揺すった。