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危険な香りに誘われて
第13章 陽の当たらない世界
眠れない。一人で寝るには、広過ぎるキングサイズのベッド。真紀は枕を抱きしめ、何度も寝返りを打ち、何時に帰るか分からない賢也を待っていた。
アルコール臭に交じってタバコと女の移り香を身に纏い、今夜も帰ってくるのだと思うと、やるせない気持ちになる。
毎夜、真紀を抱いていた賢也が、休日しか求めてこないことにも不満を募らせていた。
ヘッドボードの引き出しに手を伸ばし、賢也がネットで買った玩具を手に取った。
先端が、曲がって細くなったシリコン製のローター。スイッチを入れると小刻みに振動する。
皇帝の会社へ勤務することになってから、セックスは、明らかに回数が減った。毎夜抱かれていた体が、疼く。
どうせ、賢也の帰宅は、今夜も2時、3時。
真紀は、ショーツの中に手を忍ばせた。
まだ何もしていないのに指で触れると秘部は、既に潤っている。
花弁を指で開き、振動するローターの先端を一番敏感な芽に当てた。
「あっ、あん」
賢也の勃起した欲望を求めるように、膝を立て、腰が浮き、自然と前後に動く。
快感を与えるローターの振動に、真紀は、夢中になった。
「あっ、賢也。きて・・・・お願い」
クチュ、クチュと卑猥な音が、静かな寝室に響く。
「あっ、だめっ。イっちゃうっ。そこっ・・・・んんっ。賢也っ」
突然ドアが、開き、真紀は、顔面蒼白になった。
ドアの所に賢也が立っている。
アルコール臭に交じってタバコと女の移り香を身に纏い、今夜も帰ってくるのだと思うと、やるせない気持ちになる。
毎夜、真紀を抱いていた賢也が、休日しか求めてこないことにも不満を募らせていた。
ヘッドボードの引き出しに手を伸ばし、賢也がネットで買った玩具を手に取った。
先端が、曲がって細くなったシリコン製のローター。スイッチを入れると小刻みに振動する。
皇帝の会社へ勤務することになってから、セックスは、明らかに回数が減った。毎夜抱かれていた体が、疼く。
どうせ、賢也の帰宅は、今夜も2時、3時。
真紀は、ショーツの中に手を忍ばせた。
まだ何もしていないのに指で触れると秘部は、既に潤っている。
花弁を指で開き、振動するローターの先端を一番敏感な芽に当てた。
「あっ、あん」
賢也の勃起した欲望を求めるように、膝を立て、腰が浮き、自然と前後に動く。
快感を与えるローターの振動に、真紀は、夢中になった。
「あっ、賢也。きて・・・・お願い」
クチュ、クチュと卑猥な音が、静かな寝室に響く。
「あっ、だめっ。イっちゃうっ。そこっ・・・・んんっ。賢也っ」
突然ドアが、開き、真紀は、顔面蒼白になった。
ドアの所に賢也が立っている。