この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
危険な香りに誘われて
第13章 陽の当たらない世界
驚いた真紀は、自分の手に握っていたローターを手放した。
自慰行為を見られてしまった。恥ずかしさのあまり、言葉も出ない。
スイッチを切り忘れ、ベッドの脇でローターが振動したままになっている。

賢也は、目を細めた。
ネクタイを外し、ベッドへ詰め寄るとローターのスイッチを止めた。
耳まで真っ赤にして、泣きそうな顔をする真紀は、逃げ腰になっている。

「やっ」

賢也に背を向け、ベッドから降りようとする真紀の腰を掴み引き戻し、縫いつけるようにベッドへ押しつけた。

「1人遊びするほど、欲求不満になってたのか」

覆いかぶさり、熱くなった耳たぶを甘噛みすると、小さな声が漏れた。

「どうなんだ?」

片手を下げ、足の付け根をまさぐってからショーツに触れた。

「びしょびしょだぞ。オナニーで、こんなに濡らすなんて、いやらしいな」

クロッチの脇から指を入れ、花弁を撫でてやると、真紀は、背中をのけ反らせた。どこに触れても敏感に反応する。

「ああっ」

シャツを捲り露わになった乳首を指ではじく。

「乳首もビンビンに立ってるぞ」

「も・・・・やめて。お願い」

熱い吐息を漏らす唇に賢也は、自分の唇を近づけた。

「毎晩、自分でオナってたのか」

「・・・してない」

唇の先に、賢也の息遣いを感じた。賢也の瞳が獲物を狙う獣のように光っている。真紀の心臓が高鳴った。キスして、賢也。厳つい男の頬に手を添える。

「俺にされるより気持ち良かったか?」

真紀は、首を横に小さく振った。

「賢也の方がいい。賢也がしてくれないから・・・・。お願い、賢也。・・・・して」

満足そうに微笑む男が、柔らかな唇にキスを落とした。
花弁を押し広げ、中に指を入れると、そこは、熟しきった果実のよう。


/505ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ