この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
危険な香りに誘われて
第13章 陽の当たらない世界
賢也の手が伸び、後ろに隠していたシャツを奪い返した。
そして、真紀の頬をペチペチと軽く叩くと笑って見せる。

「何怒ってんだよ。別に隠してる訳じゃねぇよ。悪い、時間ねぇんだ。帰ってから話し聞くわ」

「賢也、待って」


賢也が出て行った後、真紀は、玄関を出てマンションの下をのぞき込んだ。
黒いベンツが止まっている。
間違いない、毎朝、賢也を迎えに来るベンツだ。

乗り込もうとする賢也が、マンションを見上げる。真紀は、咄嗟にしゃがんで隠れ、息を殺した。
もう一度のぞき見た時には、ベンツは、もう消えていた。


何故、賢也は、何も教えてくれないんだろう。教えられない事があるのだろうか。


/505ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ