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危険な香りに誘われて
第14章 門限
店の事務所に戻ると郁美は、パイプ椅子に座らされていた。4人の男がヘラヘラ笑って郁美を囲んでいる。
「おっ、戻ってきたで。良かったな、姉ちゃん」
真紀は、バッグから金を取り出すと男に差し出した。ひったくるように奪われ、男は、自分の指を舐めてから札を勘定する。
「確かに25万8千円ある」
男は、頷き、隣にいた男に札を手渡した。
「じゃあ、帰らせてもらうから」
真紀は、郁美の手を取り立ち上がらせ、事務所から立ち去ろうとした。
「なぁ、お嬢ちゃん」
「は」
「この画像、なんぼで買う?」
男がニヤついてスマホの画面を真紀に向ける。秘部を指で弄り回されている動画が流れていた。真紀と郁美は、青ざめ、互いの手を握り合った。
「お金なら払ったじゃない。消してよっ」
真紀が、スマホを取り上げようと手を出すと逆に手首を掴まれ、男の腕に体を拘束された。
「威勢がええな、お嬢ちゃん。おじさんは、嫌いやないで。胸は、小さいし童顔やけど、お前みたいなの好む奴もおるからな」
男のニンニク臭い息が顔にかかり、吐き気がする。どうにか逃げようと暴れていると事務所のドアをノックする音がした。
郁美の腕を掴んでいた男が、ドアを開けたと同時に、金をレジへ入れに行った男が床にうつ伏せに倒れた。
白目を向いて気絶している。
真紀は、息を飲んだ。
「おっ、戻ってきたで。良かったな、姉ちゃん」
真紀は、バッグから金を取り出すと男に差し出した。ひったくるように奪われ、男は、自分の指を舐めてから札を勘定する。
「確かに25万8千円ある」
男は、頷き、隣にいた男に札を手渡した。
「じゃあ、帰らせてもらうから」
真紀は、郁美の手を取り立ち上がらせ、事務所から立ち去ろうとした。
「なぁ、お嬢ちゃん」
「は」
「この画像、なんぼで買う?」
男がニヤついてスマホの画面を真紀に向ける。秘部を指で弄り回されている動画が流れていた。真紀と郁美は、青ざめ、互いの手を握り合った。
「お金なら払ったじゃない。消してよっ」
真紀が、スマホを取り上げようと手を出すと逆に手首を掴まれ、男の腕に体を拘束された。
「威勢がええな、お嬢ちゃん。おじさんは、嫌いやないで。胸は、小さいし童顔やけど、お前みたいなの好む奴もおるからな」
男のニンニク臭い息が顔にかかり、吐き気がする。どうにか逃げようと暴れていると事務所のドアをノックする音がした。
郁美の腕を掴んでいた男が、ドアを開けたと同時に、金をレジへ入れに行った男が床にうつ伏せに倒れた。
白目を向いて気絶している。
真紀は、息を飲んだ。