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危険な香りに誘われて
第15章 明けない夜はない
愛してる。
誰よりも愛してる。
お前だけいてくれたら。
他は、何もいらないのに。
俺といたら、お前まで不幸になっちまう。
俺の手で幸せにしたかった。
お前を手放したことを。
きっと俺は、一生悔やむだろう。
なぁ、真紀。
お前だけは、ずっと笑っていてくれ。
お前に真っ白いドレスを着せてやりたかった。
一生側に置いておきたかった。
こんな俺と一緒にいてくれて。
ありがとうな。
俺の人生で一番楽しい時間だった。
「賢也」
「ん」
「好き」
不覚にも賢也は、涙を零してしまった。目尻を伝って耳の中へ落ちていく。
愛しい女を乗せたまま、強く抱き締め、忘れたくないと、いつまでも肌の温もりを感じていた。
岡崎賢也が、愛する女は、たった一人だ。
どこにいても、どんなに離れていても真紀を生涯愛し続ける。
誰よりも愛してる。
お前だけいてくれたら。
他は、何もいらないのに。
俺といたら、お前まで不幸になっちまう。
俺の手で幸せにしたかった。
お前を手放したことを。
きっと俺は、一生悔やむだろう。
なぁ、真紀。
お前だけは、ずっと笑っていてくれ。
お前に真っ白いドレスを着せてやりたかった。
一生側に置いておきたかった。
こんな俺と一緒にいてくれて。
ありがとうな。
俺の人生で一番楽しい時間だった。
「賢也」
「ん」
「好き」
不覚にも賢也は、涙を零してしまった。目尻を伝って耳の中へ落ちていく。
愛しい女を乗せたまま、強く抱き締め、忘れたくないと、いつまでも肌の温もりを感じていた。
岡崎賢也が、愛する女は、たった一人だ。
どこにいても、どんなに離れていても真紀を生涯愛し続ける。