この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
危険な香りに誘われて
第15章 明けない夜はない
愛してる。

誰よりも愛してる。

お前だけいてくれたら。
他は、何もいらないのに。

俺といたら、お前まで不幸になっちまう。

俺の手で幸せにしたかった。
お前を手放したことを。
きっと俺は、一生悔やむだろう。

なぁ、真紀。
お前だけは、ずっと笑っていてくれ。


お前に真っ白いドレスを着せてやりたかった。

一生側に置いておきたかった。

こんな俺と一緒にいてくれて。
ありがとうな。

俺の人生で一番楽しい時間だった。



「賢也」

「ん」

「好き」

不覚にも賢也は、涙を零してしまった。目尻を伝って耳の中へ落ちていく。
愛しい女を乗せたまま、強く抱き締め、忘れたくないと、いつまでも肌の温もりを感じていた。


岡崎賢也が、愛する女は、たった一人だ。

どこにいても、どんなに離れていても真紀を生涯愛し続ける。

/505ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ