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危険な香りに誘われて
第2章 7年後
「冗談だよ」

「なんだ、びっくりさせないでよ」

「さーてと、そろそろ行くわ。あ、真理、忘れるところだった。これ、例のDVD」

受け取った真理は、ケースを開けて中を確認した。

「お前、今度こそちゃんとした奴だろうな」

真理の言葉に賢也は、軽く笑った。
結婚式の偽DVDを用意して真理の所を訪れたのは、数日前のことだ。

話しのついでのように、千佐子の友人を呼ばないのかとさり気なく探りをいれると、次の日曜日、真紀を飯に呼んでいると言う。
このチャンスを逃がしてたまるか。賢也は、偽のDVDを置いて行った。

案の定、真理から電話が掛かってきた。間違えたから、次の日曜に持って行くよと言って、誰も見ていないところでガッツポーズをして電話を切った。

「何だよ、そういうのが欲しいのか?今度持ってくるよ」

「あほ、間違えて持ってきてないかって言っているんだよ。この前、態と持ってきたろ。あれで、千佐にエライ責められたんだからな」

「何だよ。二人で楽しく鑑賞すれば良かったじゃないか」

千佐子が、ムッとする。
二人で並んで見ようとしたDVDは、いきなり、男女の絡みシーンから始まった。

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