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危険な香りに誘われて
第17章 一場春夢
噛みつかないでと、首を振る真紀の声を無視。腕を真紀の身体の前に持って行き、シャワーのお湯を秘部へ当てた。

「うあん」

咄嗟に足を閉じようとする。
賢也は、真紀の膝裏に腕をかけ、片足を高く持ち上げた。

「いやっ、やだっ」

水圧のきついシャワーで、真紀のクリトリスを刺激する。真紀は、たまらずタイルに自分の頬を押しつけた。

「いやっ、あんっ、んっ」

秘部から滴り落ちるお湯が、内腿を滑るように流れていく。

「あっ、あっ、だめっ。ホントにだめ」

真紀の声が、高くなっていく。

「それ、いやーっ」

賢也は、シャワーのヘッドを壁に戻した後、パックリと開いた花弁を弄った。

「綺麗に洗ってやったのに、ぬるぬるしてるぞ」

耳元に唇を寄せて囁くと、真紀は、顔を赤らめた。賢也は、クリトリスを指の腹で円を描くように撫で回した。

「んんっ」

真紀の腰が自然と揺れる。後ろからのぞき込むと、艶っぽい目で、切なそうに賢也を見上げている。賢也は、開ききった花弁の奥へ中指と薬指を突き入れた。

「なんだ、これ。こんなに濡らしてたのかよ」

「ち、違うもんっ」

蜜を絡めた指を真紀の唇の中へ押し込んだ。

「ほら、舐めてみろよ」

「んんっ」

いやいやと首を振る真紀のうなじに噛みついた。指は、再び真紀の花弁に伸びていく。

「はぁ、はぁ、も・・・・だめ・・・」

真紀の手が後ろへ伸び、興奮した欲望をとらえた。掌で包み込むようにして上下に動かすと太い幹が、さらに硬くなった。その先端口から零れた滴が、滑りを良くする。

「賢也、お願い、きて」

賢也は、クッと声を漏らし、口角を上げた。

「そんな、お強請りの仕方誰が教えた?」

「だって・・・・」


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