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危険な香りに誘われて
第17章 一場春夢
卑猥な言葉を口にすると思うだけで、恥ずかしいのに、賢也は、どうしても言わそうとする。
真紀は、俯き、下唇を噛んだ。
容赦ない指の責めに、真紀の股の間からクチュクチュと聞こえる水音が、浴室に響き渡る。
ザラついた壁を擦られ、水音が激しくなっていくのと同時に真紀の声も高く上がっていく。

「ああっ、あんっ、あんっ、だめぇっ」

賢也の大きくなった欲望が欲しい。

「して、賢也」

賢也は、反り勃つ欲望を真紀の花弁に当て、腰を動かした。ぬちゅ、ぬちゅと卑猥な音をさせ、大きく膨らんだ亀頭と血管の浮き出た太い幹が、真紀の花弁やクリトリスを刺激する。

「やっ、違うっ。入れて、賢也」

「何を」

「・・・・お・・・おち・・・んちん」

消え入りそうな声。賢也は、耳元でまた囁いた。

「どんなやつが欲しい?」

「賢也の」

「それじゃあ、だめだ」

真紀は、自分の股間の下からにゅっにゅっと顔を見せる亀頭を見つめた。入れてもらえないの?そんなのイヤだ。

「・・・・硬くて・・・大きいの・・・・。真紀のエッチなところに入れて」

クッと含んだような笑い声が賢也の口から漏れた。

「この濡れまくったいやらしい穴か」

「んんっ、あっ」

亀頭をゆっくりと飲み込んでいくと壁が、キュッと締まり吸いついてくる。
壁の奥に到達すると、尿道の先をネロネロと舐められているような感覚が、たまらない。

ああっ。すげぇ、締まる。


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