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危険な香りに誘われて
第17章 一場春夢
ゴミ箱の汚物をトイレへ流す際、真紀は、臭いに負け、自分の汚物も流す羽目に。
世の中には、貰いたくない物がある。それが、どんなに好きな人でもだ。真紀は、ゴミ箱を洗っている最中にも、アルコール臭の交じった汚物のに臭いに負け、トイレへ駆け込んだ。
「賢也のあほーっ」
翌日、当の本人は、全く記憶なし。
ぐっすり寝たせいか、目覚めもスッキリ、朝からシャワーを浴びて、ケロッとしている。
「昨夜は、参った。途中から記憶無くして」
賢也は、頭からタオルを被って、ワシワシ拭きながら真紀へ近寄った。キスをしようと顔を近づけると、真紀がフイッと顔を背けた。真紀の肩に触れようとするとサッと避ける。
「真紀?」
昨夜の記憶がない賢也は、真紀の不機嫌な理由が思い浮かばない。
「どうしたんだよ。何、怒ってんだ?」
「うっさい、あほっ」
「昨夜なんか、やらかした?」
真紀が、キッチンで怒り口調で、昨日の話をすると「悪い、悪い」と賢也は、ヘラヘラ笑って手を合わせた。
「お詫びになんか買ってやろうか」
ご機嫌伺いを始めた。
「何が欲しいもんないか?何でもいいぞ」
「別に欲しいものなんて無い」
「そう言わずによ、なっ、買い物行こうや。真紀ちゃん。そうだ、指輪買いに行こう。でっかいダイヤついたやつ」
「いらんっ」
相当怒っている。困った。怒った顔も可愛いが、無視されるのは、辛い。賢也は、後ろから真紀を抱き締めた。
「悪かったって言ってんだろ。おっさんらに、めちゃくちゃ飲まされて、酔っちまったんだよ。可愛い顔が台無しだぞ。なぁ、怒るなって。真紀ちゃん」
頭やうなじにキスを落とす。後ろから真紀の手を取り、持ち上げると指先にも口づけをした。
「じゃあ、お願いきいてくれる?」
「何だ?」
「門限6時取り消して」
世の中には、貰いたくない物がある。それが、どんなに好きな人でもだ。真紀は、ゴミ箱を洗っている最中にも、アルコール臭の交じった汚物のに臭いに負け、トイレへ駆け込んだ。
「賢也のあほーっ」
翌日、当の本人は、全く記憶なし。
ぐっすり寝たせいか、目覚めもスッキリ、朝からシャワーを浴びて、ケロッとしている。
「昨夜は、参った。途中から記憶無くして」
賢也は、頭からタオルを被って、ワシワシ拭きながら真紀へ近寄った。キスをしようと顔を近づけると、真紀がフイッと顔を背けた。真紀の肩に触れようとするとサッと避ける。
「真紀?」
昨夜の記憶がない賢也は、真紀の不機嫌な理由が思い浮かばない。
「どうしたんだよ。何、怒ってんだ?」
「うっさい、あほっ」
「昨夜なんか、やらかした?」
真紀が、キッチンで怒り口調で、昨日の話をすると「悪い、悪い」と賢也は、ヘラヘラ笑って手を合わせた。
「お詫びになんか買ってやろうか」
ご機嫌伺いを始めた。
「何が欲しいもんないか?何でもいいぞ」
「別に欲しいものなんて無い」
「そう言わずによ、なっ、買い物行こうや。真紀ちゃん。そうだ、指輪買いに行こう。でっかいダイヤついたやつ」
「いらんっ」
相当怒っている。困った。怒った顔も可愛いが、無視されるのは、辛い。賢也は、後ろから真紀を抱き締めた。
「悪かったって言ってんだろ。おっさんらに、めちゃくちゃ飲まされて、酔っちまったんだよ。可愛い顔が台無しだぞ。なぁ、怒るなって。真紀ちゃん」
頭やうなじにキスを落とす。後ろから真紀の手を取り、持ち上げると指先にも口づけをした。
「じゃあ、お願いきいてくれる?」
「何だ?」
「門限6時取り消して」