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危険な香りに誘われて
第17章 一場春夢
賢也は、真紀の足元へ移動した。
膝に手を乗せ、大きく開く。
甘い蜜が、テーブルにまで零れている。
指をV字にして、花弁を広げると、そこは、もう熟れた果実のように濡れそぼっていた。
ヒクヒクと動くピンクの秘部。賢也は、目を細め、舌先を尖らせ、クリトリスをノックした。

「きゃあっ」

「声、我慢しなくていいのか。あそこの家、セックスしてるって、皆に思われるぞ」

真紀は、羞恥のあまり泣きたくなった。我慢しようとすればするほど、高まる感度。

「も・・・・許して」

「ここ、弄ってほしくないのか」

「・・・意地悪しないで」

「そんなこと聞いてねぇ。弄ってほしいのか、ほしくねぇのか、答えろよ」

賢也の熱い息が、秘部にかかる。どれほど、じっくり見られているのか。考えただけで、とろとろと蜜が溢れだす。

「・・・・・して」

「どうしてほしいか、言えよ」

「・・・・舐めて・・・・」

「指はいらないのか」

「指もして」

口にしただけで、またイってしまいそうだと真紀は、熱い息をもらした。
賢也は、言われた通り、花弁を押し広げ、べろべろと味わうように舐めた。

「んっ、ああっ」

快感の渦に巻き込まれていく。真紀は、身体を震わせた。
尖った舌が、ピンク色の小さな穴に突き刺さる。吸いつく唇。ジュッ、ブチュ、耳に届く卑猥な音。真紀は、背中をのけ反らせ、足の指をキュッと丸めた。

「はっ、あっ、いやあっ。ああっ、あっ、あっ」
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