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危険な香りに誘われて
第2章 7年後
真理は、指を抜くと千佐子にソファの背もたれに手を置いて、お尻を付き出せと命令した。大人しく従う千佐子を見ながら、急いで、ジーパンとボクサーパンツを脱ぎ捨て。

「ご褒美だよ」

千佐子の花弁に欲望の塊を撫でつけると、一気に奥深くへ突き入れた。

「ああっ」

張り裂けんばかりの欲望は、温かい壁の中で、今にも爆発しそうだ。浅いところを擦りつけるようにせめ、やがて奥深くの壁にズンッと当たるように突く。
揺れる陰嚢が、千佐子の突起にピタンピタンと当たり、刺激を加える。

「やっ、真理さんっ。やだ、それ、だめっ。激しいっ」

本当におしっこが出ちゃう。

「いやーっ。おしっこ出ちゃう、出ちゃうっ、やめて」

半泣きで、やめてと懇願する妻を見て、真理は、腰の動きを早めた。

「いいよ、ほら出して。我慢するな」

真理が、激しく腰を振りながら、突起部分に指の腹で刺激を与えてやると。

「ひゃっ。やめ・・・・。ああっ」

ジュワっと生温かい液体が、指を濡らし、ソファにポタポタと落ちていく。

「いやっ」

壁の締めつけが、さらにきつくなる。真理は、激しく打ちつけるように千佐子の奥深くをついた。悲鳴のような喘ぎ声。千佐子の壁が、ざわざわとうごめく。たまらず真理は、奥深くに突きいれたまま、熱いものを放出させた。

おしっこを漏らしたと嘆く千佐子を「ちっとも恥ずかしいことじゃないよ」と慰め、抱きよせて甘いキスの雨を降らせた。

「おいで、シャワーしよう」

「真理さんなんか、嫌い」

口を尖らせて拗ねる千佐子を抱きあげると、真理は目を細め「愛してるよ」耳元で優しく囁き、浴室へ運んだ。




DVD見て、興奮して、そんなことしたなんて、恥ずかしくて誰にも言えない。
おまけに真理は、「温かくなったらベランダもチャレンジしような」と春が訪れるのを待っている。
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