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危険な香りに誘われて
第18章 危ない男たち
金を稼がないか?
日本に行って、ちょっと頑張れば、金持ちになれるぞ。
仕事は、歌ってダンスして、客の相手をして楽しませてやるだけ。簡単だろう。
二、三ヶ月頑張れば、自国で一生優雅な生活が送れるんだぞ。

貧しい家庭で生まれ育った若い女たちをスカウトし、パスポートや渡航費を用意してもらえると、ブローカーを紹介する。借金なんて、十日もあれば返せると騙し、多額の借金を背負わせ、日本へ入国させる。国籍が無ければ、偽造パスポートを与え、売春パブで働かせるのが目的だ。

住む部屋に案内すると言って、マンションへ連れて行かれた女は、二次、三次の組員に身体を使って男に奉仕する方法を仕込まれる。
手を使わずに口だけでイかせるフェラから、素股、本番行為まで、様々なテクニックを覚えさせる。

狭い部屋に何人もの女を押し込め、店とマンションの往復の生活。
女たちは、店の中で強要され客と本番行為をし、常に見張りのいるマンションに帰れば、組員の世話。
店と住家の往復は、組員が運転するワゴン車で移動。

パスポートを取り上げ、借金を背負わせ、逃げれば自国の家族を殺すと脅しておけば、誰も逃げようとは、考えない。手を貸す奴がいない限り、逃げることなんて、到底無理なこと。

「坂下が、その女の一人にマジになっちまったんです」

「で、女を連れて逃亡か」

下手こきやがって。どうせなら、海外に逃げるとかすりゃ良かったんだ。賢也は、天井を仰いだ。

「誰も気づかないのかよ。ったく」

広川の言葉に組員が俯き目を泳がせた。

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