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危険な香りに誘われて
第18章 危ない男たち
広川は、携帯を胸ポケットから取り出すと電話を掛けた。
「おう、俺だ。今から賢坊と店に行く。何人か呼んどけ」
ハンドルを片手で握り、窓から顔を出す。
「何やってんだ。早く乗れよ」
渋々乗った車の中で、連行された気分だと賢也は外に目を向けた。
帰って、真紀と続きをするつもりだったのに。ジーパンの中で、欲望が早く解放しろと騒いでいる。組員との騒動で、賢也のアドレナリンが分泌され興奮気味なのだ。
賢也は、澄ました顔で、足を組み、自分の股間に手を乗せ、膨らみかけた股間を隠した。
近くのモータープールへ車を預け、スナックやクラブが集結するビルの3階へと向かう。
ドアを開けると、薄暗い店の中から、30半ばのママと20代前半の女二人が、賢也と店のオーナー広川を笑顔で出迎えた。
開店前で客は、誰もいない。一番広いテーブルで大股広げる広川の左右に若い女がつく。
ママは、賢也に寄りそうように腰を下ろした。
「こいつら、なかなか良い身体してるだろ?面接は、俺がしてんだ。俺のセンス良いと思わねぇか?」
両腕で若い女の肩を抱き、自慢する広川。
顔より身体重視かよ。賢也は、広川の言葉に相づちだけ打って、ウィスキーのロックを口にした。
「碧は、おっぱいがデカいだろ。これでパイズリしてもらうと興奮するぞ」
広川が、笑って右隣の豊満な乳房を揉む。
「こっちにいる美保は、フェラが上手い」
左側の女が、唇を舌舐め刷りするのを見て、賢也の背筋に悪寒が走った。
「おう、俺だ。今から賢坊と店に行く。何人か呼んどけ」
ハンドルを片手で握り、窓から顔を出す。
「何やってんだ。早く乗れよ」
渋々乗った車の中で、連行された気分だと賢也は外に目を向けた。
帰って、真紀と続きをするつもりだったのに。ジーパンの中で、欲望が早く解放しろと騒いでいる。組員との騒動で、賢也のアドレナリンが分泌され興奮気味なのだ。
賢也は、澄ました顔で、足を組み、自分の股間に手を乗せ、膨らみかけた股間を隠した。
近くのモータープールへ車を預け、スナックやクラブが集結するビルの3階へと向かう。
ドアを開けると、薄暗い店の中から、30半ばのママと20代前半の女二人が、賢也と店のオーナー広川を笑顔で出迎えた。
開店前で客は、誰もいない。一番広いテーブルで大股広げる広川の左右に若い女がつく。
ママは、賢也に寄りそうように腰を下ろした。
「こいつら、なかなか良い身体してるだろ?面接は、俺がしてんだ。俺のセンス良いと思わねぇか?」
両腕で若い女の肩を抱き、自慢する広川。
顔より身体重視かよ。賢也は、広川の言葉に相づちだけ打って、ウィスキーのロックを口にした。
「碧は、おっぱいがデカいだろ。これでパイズリしてもらうと興奮するぞ」
広川が、笑って右隣の豊満な乳房を揉む。
「こっちにいる美保は、フェラが上手い」
左側の女が、唇を舌舐め刷りするのを見て、賢也の背筋に悪寒が走った。