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危険な香りに誘われて
第18章 危ない男たち
賢也は、力尽きたように真紀の隣に倒れ込んだ。
ぐったりした真紀を見て、引き寄せ、身体を労わるように優しく背中を撫で、唇にキスを落とす。

「大丈夫か」

「うん。なんか、今日、凄くて、へとへと。でも・・・・気持ち良かった」

「ああ、俺も。・・・・ふぅ。すげぇ、汗。もっかいシャワーするか」

汗でぼとぼとに濡れた髪に手を入れた。

「賢也」

「ん?」

「賢也とエッチするの好きだよ」

賢也は、目を丸くさせ。そして笑った。

「もっかいやれって言ってるのか?」

「ちっ、違うよ」

賢也は、腕だけでは飽き足らず、足も巻きつけた。

「ヤバイな、真紀ちゃん」

「えっ」

「可愛すぎて、お前のこと抱き潰してしまいそうだ」

賢也は、腕に力を入れた。

「ぎゃーっ、痛いって、痛いって、ギブ、ギブ」

本当に、どれだけ俺を虜にすれば気が済むんだ。

「俺のこと好きか?」

真紀は、満面の笑みを浮かべ、賢也の首に腕を巻きつけた。

「大好き」

胸が熱くなる。賢也は、たまらず、真紀の腕に歯を立てた。

「噛んじゃだめーっ」



この笑顔を守りたい。
家族を捨ててまで、俺を選んでくれた真紀を一人には、させられない。
親父は、もう長くない。
もう少しの辛抱だ。
この波を乗り切れば、その先に希望の光が見えてくるはず。

必ず、自由を手に入れる。
それまで、何があっても、捕まるわけにはいかねぇ。

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