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危険な香りに誘われて
第3章 罠
真紀の初体験は、けっして良い思い出にはならなかった。
短大の時、合コンで知り合った男に交際を申し込まれ、彼氏彼女というものに憧れていた真紀は、即座にOKした。
だが、男は、ただやりたかっただけ。その日のうちに、ホテルへ連れ込まれ、初めてだと言うのに、自分本位で、優しさの欠片もなかった。
部屋に入るなり、いきなり、フェラを強要。
おどおどしながらも舐めていると「へたくそ」となじられた。
「もういい、挿れるぞ」
男は、自分のモノに唾を塗りつけて、濡れてもいない真紀の中へ、無理やりねじ込んできたのだ。緊張と恐怖に足は強張り。
擦り切れるような痛みが続く中、真紀の口から零れたのは、喘ぎ声ではなく「やめて」だった。
苦痛に顔を歪める真紀を見て、男は、嬉しそうに笑って腰を振る。
「お前、今日安全日?」
男の質問が、どういうことなのか、すぐに理解出来ず真紀は、困惑した。
まさか、避妊してくれていないの?
「ピルは飲んで無いのか」
小さく首を横に振ると、男の舌打ちが聞こえた。
「ピルぐらい飲んどけよ」
男は、射精しそうになると抜いて真紀のお腹に白濁の体液を飛ばした。
「悪いけど、別れて。なんかタイプじゃ無かったわ。胸なもないし。もっと、揉み応えがないと、つまんねぇんだよ。あ、ちゃんと避妊したからな。後で妊娠したとか言ってくるなよ」
帰り際の言葉は、真紀を傷つけた。胸が無い女は、つまらない。
避妊て、生でやったくせに。中で出さなかっただけじゃない。
遊ばれるのは、ごめんだ。今度セックスするなら、まともな恋愛出来る男が良い。
真紀は、二度と合コンには参加しないと、決めた。
そのあと真紀が、つきあったのは、修平で、今に至る。
初体験の男といい、修平といい、賢也といい、まともな恋愛にならないタイプばかりと知り合っている。
自分は、男運がないのかもしれない。
短大の時、合コンで知り合った男に交際を申し込まれ、彼氏彼女というものに憧れていた真紀は、即座にOKした。
だが、男は、ただやりたかっただけ。その日のうちに、ホテルへ連れ込まれ、初めてだと言うのに、自分本位で、優しさの欠片もなかった。
部屋に入るなり、いきなり、フェラを強要。
おどおどしながらも舐めていると「へたくそ」となじられた。
「もういい、挿れるぞ」
男は、自分のモノに唾を塗りつけて、濡れてもいない真紀の中へ、無理やりねじ込んできたのだ。緊張と恐怖に足は強張り。
擦り切れるような痛みが続く中、真紀の口から零れたのは、喘ぎ声ではなく「やめて」だった。
苦痛に顔を歪める真紀を見て、男は、嬉しそうに笑って腰を振る。
「お前、今日安全日?」
男の質問が、どういうことなのか、すぐに理解出来ず真紀は、困惑した。
まさか、避妊してくれていないの?
「ピルは飲んで無いのか」
小さく首を横に振ると、男の舌打ちが聞こえた。
「ピルぐらい飲んどけよ」
男は、射精しそうになると抜いて真紀のお腹に白濁の体液を飛ばした。
「悪いけど、別れて。なんかタイプじゃ無かったわ。胸なもないし。もっと、揉み応えがないと、つまんねぇんだよ。あ、ちゃんと避妊したからな。後で妊娠したとか言ってくるなよ」
帰り際の言葉は、真紀を傷つけた。胸が無い女は、つまらない。
避妊て、生でやったくせに。中で出さなかっただけじゃない。
遊ばれるのは、ごめんだ。今度セックスするなら、まともな恋愛出来る男が良い。
真紀は、二度と合コンには参加しないと、決めた。
そのあと真紀が、つきあったのは、修平で、今に至る。
初体験の男といい、修平といい、賢也といい、まともな恋愛にならないタイプばかりと知り合っている。
自分は、男運がないのかもしれない。