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危険な香りに誘われて
第21章 番犬注意
真紀を抱え上げ肩に担ぐと寝室のドアを開けた。

「賢也?」

乱暴にベッドへ下ろすと真紀からバッグを奪い、ひっくり返し中身を全部ベッドにぶちまけた。財布を見て、賢也が真紀を睨みつける。

「財布、入ってんじゃねぇか」

激しい嫉妬心に任せ、掴んだ財布を床へ投げつけた。

「俺の目を盗んで、あの男と密会か」

スマホに目がいく。掴もうと手を伸ばした途端、真紀がひったくった。

「それ、貸せ」

「やだっ」

肩を突き、真紀を押し倒すと、ひっくり返った真紀のスカートが捲れ尻が剥きだしになった。白いストッキングが艶かしい。股のあいだから黒い影が見え、賢也は、目を大きく見開いた。

「なっ」

下着も着けずに、ストッキング一枚?しかも太腿丸出しのミニスカート。賢也は、一瞬言葉を失った。
そして、次に口を開き、飛び出したのは。

「あの男、ぶっ殺してやる」

激しい嫉妬に狂う男の言葉だった。

「賢也、違う。誤解だって」

真紀は、慌てて賢也に抱きついた。

「聞いて、賢也」

「うるせぇっ」

真紀の手を引きはがし、睨みつける。

「殺されたって!」

真紀が、大声を上げた。

「お父さんが、殺されたって」
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