この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
危険な香りに誘われて
第21章 番犬注意
リビングに飾った犬の置物を目にすると賢也がニヤリと笑う。
いい物があるじゃねぇか。
手のひらサイズの陶器で出来たブルドッグ。
賢也は、それを手に取ると、真紀を連れ、玄関へ行き。
「今から、こいつが、うちの番犬だ」
シューズボックスの上に置いた。
「何?もしかして、私が出て行かないか、その子に見張らせるつもり?」
「噛みつかれないように、気をつけろよ」
真面目に言う賢也を見て、真紀がクスクス笑った。
「ふーん。危ない犬だね」
「見た目からして、怖そうだろ」
「もし出て行こうとしたら、どうなるの?」
「うーっ、ワンッ」
賢也が、牙を剥いて顔を近づけると真紀は、ケラケラ笑って。
「怖いから、大人しくしてまーす」
賢也に抱きついた。
いい物があるじゃねぇか。
手のひらサイズの陶器で出来たブルドッグ。
賢也は、それを手に取ると、真紀を連れ、玄関へ行き。
「今から、こいつが、うちの番犬だ」
シューズボックスの上に置いた。
「何?もしかして、私が出て行かないか、その子に見張らせるつもり?」
「噛みつかれないように、気をつけろよ」
真面目に言う賢也を見て、真紀がクスクス笑った。
「ふーん。危ない犬だね」
「見た目からして、怖そうだろ」
「もし出て行こうとしたら、どうなるの?」
「うーっ、ワンッ」
賢也が、牙を剥いて顔を近づけると真紀は、ケラケラ笑って。
「怖いから、大人しくしてまーす」
賢也に抱きついた。