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危険な香りに誘われて
第24章 新芽
「俺の実家に越さないか?」
「えっ」
思わぬ提案に、真紀は、驚いた。賢也は、実家を嫌っていた。それなのに、そこへ住むと言っている。目を白黒させ、賢也を見つめた。まさか、子供が欲しいと言ったせいで、無理しようとしているのか。躊躇い、返事に困っていると、賢也は、真紀の胸の内を見越したのか、目を細め笑って見せた。
「親父も死んで、嫁も出て行って、白鳥たちしかいないんだ。処分するか迷っていたんだよな。まぁ、そこに住むことになったら、どこでもここでも大っぴらにセックス出来ねぇって難点はあるけど」
真紀は、クスクス笑い、賢也の首に腕を巻きつかせた。
「賢也なら、構わず、どこでも襲ってきそうだけど?」
「俺は、嫁の裸を他人に披露する趣味は、ねぇよ」
祖父たちと違って、自分の女を誰かと共有する気はない。この体を楽しむのは、自分一人だけだ。
賢也は、抱き締める腕に力を入れ、柔らかな胸に顔を埋めた。
「えっ」
思わぬ提案に、真紀は、驚いた。賢也は、実家を嫌っていた。それなのに、そこへ住むと言っている。目を白黒させ、賢也を見つめた。まさか、子供が欲しいと言ったせいで、無理しようとしているのか。躊躇い、返事に困っていると、賢也は、真紀の胸の内を見越したのか、目を細め笑って見せた。
「親父も死んで、嫁も出て行って、白鳥たちしかいないんだ。処分するか迷っていたんだよな。まぁ、そこに住むことになったら、どこでもここでも大っぴらにセックス出来ねぇって難点はあるけど」
真紀は、クスクス笑い、賢也の首に腕を巻きつかせた。
「賢也なら、構わず、どこでも襲ってきそうだけど?」
「俺は、嫁の裸を他人に披露する趣味は、ねぇよ」
祖父たちと違って、自分の女を誰かと共有する気はない。この体を楽しむのは、自分一人だけだ。
賢也は、抱き締める腕に力を入れ、柔らかな胸に顔を埋めた。