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危険な香りに誘われて
第24章 新芽
実家は、カメラもあれば、白鳥たちもいる。
津嶋にいる以上、危険は、付き纏う。妊娠した真紀を一人残して外出する。そんなことは、耐えられないだろう。考えただけでも胃が痛くなる。

「安心しろ。皆を追い出してから犯してやるよ」

「やだ。それって、今からエッチしますって宣言するようなものじゃない」

「爺や、親父で慣れている。誰も気にしねぇよ」

「私が、気にするっ」

「どこでもここでも真紀のスカート捲って、後ろから突っ込んでバコバコ犯す」

「絶対やだっ」

「すぐその気になるくせに」

「ならないもんっ」

「じゃあ、やっぱ試してみねぇとな」

声を我慢しながら悶える真紀の姿が脳裏に浮かび、賢也は、ニヤリと笑った。

「変態っ」

「ちんこ勃ってきた。朝から真紀ちゃんに抜かれたのに、俺のちんこ元気だよな」

真紀の股の下で欲望がむくむくと頭をもたげ始める。

「もーっ」

「何がもーだよ。喜んで食うくせに」

賢也は、ケタケタと笑った。その間にも欲望が、ジーパンの中で、大きくなっていく。

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