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危険な香りに誘われて
第27章 終止符
すっかり興奮して大きくなった欲望を見て、真紀は、頬を染め、伺うように賢也を見つめた。賢也は、真紀の頭に手を置き、欲望へと導く。

「じらさないで、可愛がってくれ」

柴田は、白鳥と買い物に出かけている。
この広い家に二人っきりだ。誰かに見られてしまう心配はない。

真紀は、にっこりほほ笑み。
愛撫の始まりを伝えるように愛らしい唇で、亀頭の割れ目にキスを落とした。

掌で包み亀頭を口に含む。ねっとりと舌を絡ませたり、尖らせた舌先で先端を刺激。
吸い込みながら巧みに動く舌の感触にゾクゾクする。
美味しそうに欲望を堪能する顔が、たまらなくエロい。興奮が高まり、先走りが滲む。

「はぁ・・・」

思わず声を漏らすほど、真紀の愛撫は、気持ちいい。
淫らで艶っぽい女に変貌した妻は、見ているだけでムラムラする。
心臓が高鳴り、押し倒して真紀の熱い蜜壺へ欲望を突き入れたくなる。

賢也は、目を細め、愛しい妻の頭を優しく撫で、指先で髪を梳き、愛情を伝える。
先走りと唾液で濡れた欲望。
しゃぶられ、手でしごかれ、快感の渦に身をゆだねた。

他の誰にも抱くことのなかった感情に胸を焦がす。真紀と出会い、賢也の中で湧き上がる愛は、無限大に広がっていくばかりだ。

「真紀、乗ってくれ」

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