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危険な香りに誘われて
第27章 終止符
紫のオープンショーツは、脱がなくても挿入が簡単にできる。真紀は、ミニスカートをたくし上げ、賢也の腰に跨るとゆっくりと秘部へあてがった。

賢也の欲望を舐めて、真紀も興奮していたらしい。触れてもいないのに、たやすく欲望を飲み込んでいく。

「あ・・・・賢也・・・・おっきい・・・」

甘い吐息を漏らし、真紀は、うっとりとした目で賢也を見つめた。
賢也は、笑って答える。真紀を腕に抱くだけで、制御不能になる欲望は、妻を喜ばせたい、感じさせたいと、張り切っている。

「ギンギンで硬いだろ」

「う・・・うん」

賢也は、真紀の腰をつかむと上下に揺すった。その動きに合わせるように真紀も腰を動かす。しっとりと濡れた壁が、欲望と擦り合って熱を放つ。

「んんっ、賢也・・・今日、すごい・・・。すごく感じるっ」

「真紀の中、すげぇ熱い」

「んっ、んっ、あっ、ああっ」


シャツを脱ぎ、床へ放り投げると、賢也は、真紀のシャツもはぎとった。
ブラのホックをはずし、床へ落とす。
目の前で揺れる乳房を眺め、指先で蕾をはじいた。

「あんっ」

可愛い声を聞いて、自然と口角が上がる。
蕾を口に含むと舌で転がし、しゃぶりつく。
歯を立てると。

「やっ、噛んじゃだめ」
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