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危険な香りに誘われて
第5章 虎の真紀
少しずつ、真紀の緊張もほぐれてきたのか、抱き締めている体の力が抜けていく。
「大人しくしていたら、風呂の中で、いきなり突っ込む真似だけはしない」
不安そうな目をしている真紀の頬に唇を押し当てる。
「本当?」
「真紀が、入れてくれって頼んだら別だけどな」
「言わないもん」
「来いよ」
手を差し伸べても真紀は、まだ戸惑っている。
「往生際が悪いな」
腰に手を添え、押しやると、諦めたのか、渋々真紀は、浴室へ入って行った。
立ち尽くす真紀の身体にシャワーのお湯を掛けながら、賢也は、所有の印が、くっきりついているのを見て、笑みを浮かべた。
もっと、よく見たい。なのに、真紀は、ずっと胸を隠している。
賢也は、触れるだけで、まだ見ていない乳首に興味を抱いた。両腕で胸を隠すのは、よほど見せたくないのか。
触った感触では、丸い丘の先端にある粒は、小さく思えた。まさか、男とやり過ぎて黒ずんでいるとか。
「洗えないだろ」
「やだ」
ガッチリと脇を閉め、腕を下ろそうとしない。
「真紀」
名前を呼ぶ声色が変わった。いい加減にしろよと言われた気がして、真紀は、顔を俯かせた。
「きゃっ」
慌てて顔を上げる真紀を見て、賢也はニッと笑った。
「見たろ」
「見たくて見たんじゃない」
黒褐色の欲望が、真紀に突き刺すのを今か今かと待ち構えている。
真紀の腕を掴むと強引に引きはがした。慌てて、片腕で両方の胸を隠す。
どうせ、全部見るのに、頑なだな。
だが、無理やり触りまくるより、先にこっちの体を全部見せた方がいいかもしれない。
賢也は、自分の勃起したものを真紀に掴ませた。
「大人しくしていたら、風呂の中で、いきなり突っ込む真似だけはしない」
不安そうな目をしている真紀の頬に唇を押し当てる。
「本当?」
「真紀が、入れてくれって頼んだら別だけどな」
「言わないもん」
「来いよ」
手を差し伸べても真紀は、まだ戸惑っている。
「往生際が悪いな」
腰に手を添え、押しやると、諦めたのか、渋々真紀は、浴室へ入って行った。
立ち尽くす真紀の身体にシャワーのお湯を掛けながら、賢也は、所有の印が、くっきりついているのを見て、笑みを浮かべた。
もっと、よく見たい。なのに、真紀は、ずっと胸を隠している。
賢也は、触れるだけで、まだ見ていない乳首に興味を抱いた。両腕で胸を隠すのは、よほど見せたくないのか。
触った感触では、丸い丘の先端にある粒は、小さく思えた。まさか、男とやり過ぎて黒ずんでいるとか。
「洗えないだろ」
「やだ」
ガッチリと脇を閉め、腕を下ろそうとしない。
「真紀」
名前を呼ぶ声色が変わった。いい加減にしろよと言われた気がして、真紀は、顔を俯かせた。
「きゃっ」
慌てて顔を上げる真紀を見て、賢也はニッと笑った。
「見たろ」
「見たくて見たんじゃない」
黒褐色の欲望が、真紀に突き刺すのを今か今かと待ち構えている。
真紀の腕を掴むと強引に引きはがした。慌てて、片腕で両方の胸を隠す。
どうせ、全部見るのに、頑なだな。
だが、無理やり触りまくるより、先にこっちの体を全部見せた方がいいかもしれない。
賢也は、自分の勃起したものを真紀に掴ませた。