この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
危険な香りに誘われて
第5章 虎の真紀
少しずつ、真紀の緊張もほぐれてきたのか、抱き締めている体の力が抜けていく。

「大人しくしていたら、風呂の中で、いきなり突っ込む真似だけはしない」

不安そうな目をしている真紀の頬に唇を押し当てる。

「本当?」

「真紀が、入れてくれって頼んだら別だけどな」

「言わないもん」

「来いよ」

手を差し伸べても真紀は、まだ戸惑っている。

「往生際が悪いな」

腰に手を添え、押しやると、諦めたのか、渋々真紀は、浴室へ入って行った。
立ち尽くす真紀の身体にシャワーのお湯を掛けながら、賢也は、所有の印が、くっきりついているのを見て、笑みを浮かべた。
もっと、よく見たい。なのに、真紀は、ずっと胸を隠している。

賢也は、触れるだけで、まだ見ていない乳首に興味を抱いた。両腕で胸を隠すのは、よほど見せたくないのか。
触った感触では、丸い丘の先端にある粒は、小さく思えた。まさか、男とやり過ぎて黒ずんでいるとか。

「洗えないだろ」

「やだ」

ガッチリと脇を閉め、腕を下ろそうとしない。

「真紀」

名前を呼ぶ声色が変わった。いい加減にしろよと言われた気がして、真紀は、顔を俯かせた。

「きゃっ」

慌てて顔を上げる真紀を見て、賢也はニッと笑った。

「見たろ」

「見たくて見たんじゃない」

黒褐色の欲望が、真紀に突き刺すのを今か今かと待ち構えている。
真紀の腕を掴むと強引に引きはがした。慌てて、片腕で両方の胸を隠す。
どうせ、全部見るのに、頑なだな。
だが、無理やり触りまくるより、先にこっちの体を全部見せた方がいいかもしれない。

賢也は、自分の勃起したものを真紀に掴ませた。


/505ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ